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本事業の成果を「調理技術教育学会」で本校教員水野が発表しました!

「給食施設のメタバース空間を活用した 教育方法の検討」と題したテーマで

代表発表者:水野裕士(京都栄養医療専門学校)が発表を行いました。

背景・目的

京都栄養医療専門学校(管理栄養士・栄養士養成施設)では、給食を提供する実習授業を実施している。 授業内の決められた時間に安心・安全で、喫食者に満足してもらう食事を提供するためには、事前に作成した工程表に沿って的確 に作業・連携できるよう、学生は十分な事前準備・予習が必要である。 しかし、給食施設は汚染区域や清潔区域など各区域が壁で仕切られており、全体を俯瞰して他の担当者の動きを把握することが難 しい。また、衛生上の観点から、各区域を往来して人や食材の流れを学ぶこともできない。 そこで、実際の給食施設をもとにメタバース空間を制作し、実習前の学生にVRゴーグルを装着して空間内で疑似体験・学習しても らうことで、上記の課題が解決できるかどうかを検討した。

結果・考察

学生を対象とした実証実験では、VRゴーグルを装着することに違和感をもったり、説明を聞くことよりも機器に慣れることに意識 が向いたりする者が見られた。また、説明を行う講師も初めての試みであり、今回の結果をもとにメタバース空間を効果的に用いた 講義方法を検討してく必要がある。 確認テストのうち、平面図をもとに考える必要のある2問は、対面授業群のほうが有意に正答率が高い結果となった。メタバース群 は没入感をもって授業に臨むことができた一方で、全体を俯瞰してみることが難しかったように窺えた。 2023年度は実証実験を繰り返し行って効果を検証するとともに、学外(病院・高齢者福祉施設・児童福祉施設・社員食堂)のメタ バース空間も制作して学生に提供し、さまざまな形態の厨房や食事提供方法に習熟させ、実践的な職業人の育成を目指していく

 

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